吉祥寺のろ 加藤幸和
お店に入るといつも
「お〜柊平、何しに来たんだ?」
と客である僕に加藤さんは言う。
ビールにしようかなと言うと
「それはお客さん用だからダメだ」
と客である僕に加藤さんは言う。
親子ほど、あるいは祖父孫ほど歳の離れた僕に
「俺たちは友達だ。これから宜しくな」
初めて会った時に加藤さんはそう言ってくれた。
2021年9月19日の朝方に加藤さんが息を引き取ったとの知らせがありました。
お店を閉めてから自宅に何度も遊びに行きましたし、入院してからも電話で連絡を取っていたので知らせを聞いた時は正直、やっと楽になれたかなと思いました。
29日に良い天気の中、火葬が無事に行われて真っ直ぐ天国に着いたかな。
加藤さんとの思い出をダラダラ書こうと思ったけどたくさんあり過ぎて絞りきれないのでね。
僕にとっての吉祥寺
加藤さんが人生を懸けて創ったもの
人生を懸けて引き継ぎます
出逢ってくれてありがとうございました
いつも味方でいてくれてありがとうございました
ゆっくり眺めててください
僕が迷ったとき、ほんの少し力を貸してください
また飲みましょうねって思ったら
おう!って聞こえてくるのは気のせいじゃないね
暫しの別れ、笑って過ごしましょうか
加藤さんありがとう
またね。